てむすび

美篶堂ギャラリー(東京・御茶の水) 

2010年9月8〜20日
 

持つ、掴む、握る、叩く、弾く、、、、様々な機能を持つ「手」。その行為以外にも、手はサイン、手話などとして形だけでコミュニケーションツールの意味を持ちます。

 

自らの手を使い、両手を組んだり合わせたり角度を変えたりしながら、形態をつくり上げる遊びは、各地に伝承し、こどもたちは両手でイヌやカエルなどの動物を作って遊びます。そのなかでも、両手を使った、シンメトリーな美しい形態をつくりあげていく手遊びを、Setoは「てむすび」と名付けました。

 

「てむすび」は「ヒモのないあやとり」の概念でできています。両手を組むだけで、どこでも、いつでも自分のからだで造形遊びをたのしむことができます。そしてそのデザインは無限です。何かに見立てたり意味を持つこともでき、また美しい造形物としてたのしむこともできます。手だけを使う、プリミティブな彫刻ともいえるのではないでしょうか。

 

展示では、99通りの両手でつくる造形を紹介しました。さらに、来場者の方々に新種を考えていただき、作品づくりに参加していただきました。

 

『てむすび』は主婦の友社より書籍化されました。

また、雑誌クーヨンにて、2年間連載されました。